「藍(あお)って、やっぱりおいしかったんじゃ」
自分たちがまかないでこの麺を食べ続けていたのです。
それは、決して食通とはいえない、うちの社員が驚いたようにぽつんとつぶやいたのです。
それどころか、私もまったく同じ言葉が出そうになりました。
ここで思い当たることがありました。わたしが若い頃の話ですが、自信を持ってつくった太めの乾めん(極太)が大量に売れ残ってしまったことがありました。ほんとうにおいしいものは売れると思っていたのですが、なじみのない商品は最初のハードルが高いことに気付き、この在庫をばらして売ることにしたのです。あちこちの催事販売に出かけてようやく売り切ることができました。
売り切ったあとで、「ねえちゃん、あの太いそうめんに慣れてみたら、あれでないと物足らなくなってしまった」と言われたのです。結局、美辞麗句を並べてうんちくを羅列するよりも、食べていただくことに尽きるのです。
人手が慢性的に足りない当社では、売らんかなの発信はできません。
「こういうのを探していた」というお客様にお届けするために、その価格にも根拠を込めて、食べていただく機会をじっと待つことにしたのです。発信しないけれど、食べていただけるとうれしいです、という姿勢の商品が生まれました。末永く愛される製品となればうれしいです。とても。
半田手延めん藍(あお)、召し上がってください。そしてご感想をお聞かせください。
私はそうめん製造元の2代目 伝統を背負う産地にて、これからもこの半田の地で生きていきたいと思います。
手延べや手作業の価値を大切にしながら半田そうめんを愛し、食べてくれるみなさまにご支持をいただけることで、半田そうめんの産地が存続できるのではとの願いを込めて。
(有限会社北室白扇 北室淳子)
生産者が直接みなさまのお口に届けるために、「半田そうめん食堂」を隣町のつるぎ町貞光の古い町並みのある地区で、地権者の折目さまのご賛同を得て開業しました。
(古民家宿 折目邸 遊懐(ゆかい) https://www.orimetei.com/)。
これは編集画面用のサンプルです。
「プレビュー」から実際の見た目をご確認ください。
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住所 | 〒779-4401 徳島県美馬郡つるぎ町半田松生108−5 |
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営業時間 | 8時30分~18時00分 |
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